ジュラロス日記

断然イヌ派の私がネコを飼う。ミヌエットのレンとの日常。

還暦記念ロンドン3泊5日の旅

3月2日、幸せ一杯還暦になりました。

ここからは私の備忘録なのでムダに長いです。

昨年の秋、還暦祝いに海外旅行に行きたいなぁと思い計画を練り始めました。

誕生日が同じ日の次男のいるアイルランドに行って、一緒にお祝いしようと思ったら、次男にアイルランドはトリニティカレッジの図書館くらいしか見る所ないよと言われ、夫がロンドンに行ってエリザベスタワー(ビッグベン)を見たいと言うので、行き先はロンドンになり、次男も合流する事になりました。

3/2(土)羽田発3泊5日のロンドンフリープランを昨年の10月に旅行社に申し込み、滞在中のプランを考え、予約が必要なものは予約をして、入念に準備しました。

2017年にドバイ、シンガポール、台湾(1年に3回行っていた!)に行って以来、7年ぶりの海外旅行なので気合が入りました。

 

・3/2(土)

前夜は、遠足前の子どものように楽しみ過ぎて眠れませんでした。

朝4時に家を出発して、予約した羽田空港P4に車を停めて、第2ターミナルのANA LOUNGEに行きました。

受付で『お誕生日おめでとうございます。』と言われ、ラウンジに入っていくと、スタッフの方々からも『お誕生日おめでとうございます。』と言われ、恥ずかしいやら、嬉しいやら。

朝食を済ませて、いざ搭乗。

今回の旅の楽しみの一つは、ANAビジネスクラスのTHE Roomでのバースデーフライト。

なのに、THE Roomの写真を撮ってたりして、暫くしたら夫が携帯がないと騒ぎ出しました。

まだ搭乗中だったので、私が夫の携帯に電話を掛けても着信音が聞こえず、着ている服のポケット、ポーチやリュックの中、座席の周りを探しても見つからず、CAさんにも見てもらいましたが見つからず、搭乗する前に失くしていたら絶望的で、不安な気持ちのまま離陸しました。

離陸中、夫が安全のしおりでシートの隙間を探ったら、コトンと何かが床に落ちた音がしました。

夫の指先がシートと床の隙間にある携帯に触れて、夫は根性で引っ張り出して、二人で安堵しました。

夫が私を撮ってくれようとした時、私が私ので撮ってと携帯を渡して、夫は自分の携帯をポケットに入れたつもりが隙間に落としたようです。

今時、スマホなしでは何もできないので、無事に見つかって本当によかった。

気を取り直して、ウェルカムドリンクはソバーキュリアスの私ですがシャンパンを頂きました。

1回目の食事(洋食)

食事しながら、見たいと思っていた『ミセス・ハリス、パリへ行く』を見ました。

映画の中に3月2日と言う日付が出てきました。

次に、ロンドンでミュージカル『FROZEN』を見るので、予習するため『アナと雪の女王』を見ました。

次に、『Barbie』を見ました。

ハーゲンダッツを頂きながら、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』を見ました。

ドアを閉めたTHE Room、隣の夫はフルフラットにして寝ています。

私もおやすみなさい。

一風堂のプラントベースラーメン プラとん

ガーデンサラダとフォンダンビスキュイを間食に頂きました。

2回目の食事(和食)

コーヒーと一緒にフォンダンビスキュイ

食後、CAさん達が『お誕生日おめでとうございます。』とお手紙付きデザートプレートを持ってきてくれました。

プレゼントまで頂き、感激!

幸せ一杯の還暦バースデーフライトになりました。

飛行時間14時間45分かかるところが追い風が強く吹いて予定より1時間以上早くヒースロー空港に到着しました。

空港からホテルに向かう車の中から虹が見えました。

大英博物館近くのメルキュールロンドンブルームズベリーにチェックイン

4つ星ホテルで可もなく不可もなくといったところですが、トイレの便座が冷たくて、トイレットペーパーの位置が遠いのがストレスでした。

最寄駅がラッセルスクエア駅で、立地はよかった。

次男の飛行機が遅延して同じホテルに遅れてチェックインして、見られたら見ようと思っていたミュージカル『Les Misérables』は諦め、ハリー・ポッターホグワーツに出発するキングスクロス駅に行きました。

9と3/4番線の撮影スポットは行列が出来ていました。

ラッセルスクエア駅に戻り、螺旋階段で地上に向かったら、登っても登っても先が見えず、ほぼ徹夜の体にはこたえました。

やっと地上に出たら、緊急時以外使ってはいけない階段でした。

イギリスは時差が9時間あるので、3月2日が33時間になって思い出一杯の誕生日になりました。

・3/3(日)

イングリッシュブレックファースト

10時に予約した大英博物館に行きました。

10分前くらいに行ったら、長蛇の列が出来ていて最後尾に並びました。

行列はどんどん伸びていたのですが、おじさん3人組がおしゃべりしながら前から歩いてきて、私達の前の前くらいの列の横に止まっておしゃべりしていて、列が少し動いたら、さり気なく割り込みました。

えっ?と思っていたら前のカップルの女性が文句を言って、私と次男も加勢して3人組を撃退しました。

10時過ぎてゲートの中に入って、セキュリティーチェックの列がチケットホルダーとそれ以外に分かれて、チケットホルダーの列に並びましたが、すぐに見せられるように用意していたQRコードをどこにも見せる事なく、セキュリティーチェックが終わったら入場できて、予約って必要あったのかなぁ。

ロゼッタストーン

夫が地球の歩き方のモデルコースを先導してくれて、2時間くらいで見終わってしまいました。

次に、地下鉄でハロッズに行きました。

ハロッズの向かいのスタバで休憩。

スタバから徒歩でヴィクトリア&アルバート博物館に行きました。

見たかったNHKのゴッドハンドの「流転の秘宝を復元せよ」の花瓶の対の花瓶。

私的には、大英博物館よりヴィクトリア&アルバート博物館の方が感動しました。

バスの2階の最前列に座って景色を眺めながらホテルに戻りました。

ホテルで休憩後、ミュージカルの前にラドリーに行って、夫がバッグを買ってくれました。

この日までセール中でかなりお得に買えましたが、ロンドンで、日本から撤退してしまった大好きなラドリーで、お誕生日プレゼントに買ってもらったバッグはプライスレスです。

ミュージカル『FROZEN』のシアター・ロイヤル・ドゥルリーレーン

3階2列目の席

全体が見えていい感じ。

エルサが、映画『Les Misérables』のエポニーヌ役のサマンサ・バークスだったので歌がレベチで、Let It Goの戴冠式のドレスから水色のドレスに一瞬で変わるところもビックリで、プロジェクションマッピングを使った演出も見事で、感動しました。

帰り道、通りすがりのイタリアンレストランで夕食。

パスタも

ピザも美味しかった〜。

・3/4(月)

イングリッシュブレックファースト

コーヒーは次男に教わったフラットホワイト

バスでグリーンパークまで行って、バッキンガム宮殿の衛兵交代式を見ました。

1時間前に行きましたが凄い人だかり。

バッキンガム宮殿とヴィクトリア記念堂

ザ・マルを歩いてトラファルガー広場まで行きました。

12:30 この2階建バスに乗ってアフタヌーンティーに出発

ロンドンの名所を90分かけて回りながらのアフタヌーンティーを楽しみます。

実質、私と次男のお誕生日パーティー

見た目は地味?ですが、どれも美味しかった〜。

夫とエリザベスタワーの根元?

飲み物はたくさんの種類の紅茶やコーヒーから選べて、おかわりや違う飲み物に変更もできて、カップは記念にお持ち帰りできます。

温かいスコーンが出てきました。

スコーンは好きじゃなかったけど、これはサクサク系で美味しかった〜。

食べ切れなかった分は箱をくれてお持ち帰りしました。

赤い電話ボックスとエリザベスタワー

ウエストミンスター周辺を散策

ナショナルギャラリー

美術に疎い親子3人はゴッホのひまわりなどをサーっと見てホテルに戻って休憩。

ミュージカル『オペラ座の怪人』のヒズマジェスティーシアター

1階最前列の真ん中の席

上演中、指揮者の肩から上がずっと出たまま指揮して、ちょっと邪魔でしたが、ファントムが放った火が熱かったり、ピストルの火薬の匂いがしたり、迫力満点でした。

我が家は、オペラ座の怪人25周年記念公演inロンドンのBlu-rayをヘビロテで観て、曲もダウンロードしてヘビロテで聴いて、その後に劇団四季オペラ座の怪人を見てガッカリしたので、あまり期待しないようにして観たのですが、25周年記念公演を完コピしたの?って思うくらいキャスト全員雰囲気ぴったりで歌も声量も圧巻で、親子3人で感動して、ホテルまで歩きながら鼻歌が止まりませんでした。

・3/5(火)

イングリッシュブレックファースト

ホテルをチェックアウトして、スーツケースをフロントに預けて、地下鉄に乗って、

自然史博物館に行きました。

次に隣の科学館に行きました。

バスでコヴェントガーデンに行って、ロック&ソールプライスでフィッシュ&チップスを食べました。

ロンドンで、行きたかった所、やりたかったこと、観たかったもの、食べたかったもの、全てコンプリートして、空港に向かいました。

次男はラッセルスクエア駅からピカデリーラインでヒースロー空港ターミナル5に行くはずでしたが、私達の送迎車のドライバーに交渉して、しれっとターミナル2まで一緒に乗せてもらいました。

ターミナル2で『じゃあ、またね。』とあっさり次男と別れましたが、後から『素晴らしい旅行プランに感謝します』とLINEがきました。

スーツケースを預けて、免税店やハロッズを見て、ラウンジに向かったら、不安になるくらい遠くて、途中にここから徒歩13分と表示されていて、ヒースロー空港の広さにビックリしました。

ラウンジのスコーンも美味しかった〜。

搭乗して、パジャマを借りて着替えました。

1回目の食事(洋食)

眠くてデザートをパスして寝て、目が覚めてからチェリーマスカルポーネを持ってきてもらい、もう一度『アナと雪の女王』を見ながら頂きました。

『私がケーキを焼く理由』というタイトルに惹かれて見たら終盤号泣。

2回目の食事(洋食)

夫は一風堂のプラとんとおにぎり

コーヒーと一緒にフォンダンビスキュイ

出発は40分くらい遅れましたが、到着はほぼ定刻通り。

13時間以上乗っていましたが、THE Roomは快適で体が楽で、あと4〜5時間乗っていたい気分でした。

あっという間で夢のように楽しい3泊5日でした。

今回、ポンドに両替しなかったのですが、イギリスはピローチップが不要らしいし、バスも地下鉄もタッチ決済ができるクレジットカードで乗れたし、レストランはサービスチャージが含まれていたし、現金を全く使いませんでした。

旅行社にwebから申し込み、飛行機のeチケットやホテルと送迎車のバウチャーはマイページに入ってきて、念の為、印刷して持参しましたが、紙は必要ありませんでした。

博物館もミュージカルもアフタヌーンティーのツアーも公式ページから好きな日時や席を選んで予約して、QRコードのチケットがメールで送られてきて、それを現地で見せるだけだし、Googleマップに目的地を入れれば地下鉄やバスの時間や道順を教えてくれるし、便利で気軽に旅行できる時代になりました。

次男は、ダブリンからロンドンまで1時間もかからないので、マチネのミュージカルなら日帰りで観に来れるかもと言っていました。

家に帰るとレンが出迎えてくれました。

留守中、姉が泊まりにきてくれたお陰で安心して出掛けられました。

毎朝、父に『無事に楽しく旅行ができますように。』とお願いしていたので、お天気に恵まれ、ロンドンで一度も雨に降られず、楽しく旅行ができて、みんな元気なお陰でなんの心配もなく旅行できて、一族全員に感謝の気持ちで一杯です。

暦の2周目も健康第一で楽しくハッピーに過ごしたいと思います。