2024年9月27日(金)〜10月2日(水)、母と姉と3人で、東京国際クルーズターミナル発着MSCベリッシマで行く秋の済州島と鹿児島クルーズ6日間の旅に行ってきました。
ここからは私の備忘録なのでムダに長いです。
私のクルーズの歴史は2012年の地中海クルーズから始まりました。
夢のように楽しくて、寄港地の観光もとてもよかったのですが、もっとクルーズ船を楽しみたいと思いました。
そして2016年にカリブ海クルーズに行って、アリュール・オブ・ザ・シーズを目一杯楽しみました。
その後、大洗港発着のにっぽん丸クルーズに3回行って夢のように楽しくて、MSCベリッシマも乗ってみたかったので、今回行ってみました。
・9/27(金)
母のスーツケースは5日前にSgムービングで送り、姉とは東京テレポート駅集合にしました。
出港は19時ですが、チェックインが11時だったので、母と朝のひたち号で上野に行って、乗り換え5分で9番線から3番線に移動して、山手線で大崎に行って、初めての大崎駅で乗り換え3分でスーツケース引っ張りながら早歩きで、91歳の母は小走りで5番線に移動して、りんかい線に乗って無事に東京テレポート駅に到着しました。
ホームのエレベーターで偶然姉に会ってお互いびっくり。
そこからシャトルバスで東京国際クルーズターミナルに行って、スーツケースを預けて、広いターミナルの中を移動して、乗船手続きをして、乗船しました。
部屋に入れるのは15:30以降なので、デッキ15のビュッフェで昼食。
Wi-Fiとドリンクパッケージが含まれている旅行会社のツアーだったので、早速、ビールを飲む母と姉。
予定より早く部屋に入れました。
本当はヨットクラブの3人で泊まれるスイートが希望でキャンセル待ちしていたのですが、キャンセルが出ず、母と姉は海側バルコニー。
夜更かしの私は向かいの内側キャビンを一人で使用。
どちらもバスルームはシャワーのみ。
歯ブラシもスリッパもティッシュもない事を事前に調べておいたので持参しました。
ボディーソープとシャンプーしかないのでトリートメントも持参しました。
避難訓練は、部屋のテレビで説明ビデオを見て、見終わったら881に電話して、非常階段で指定された集合場所に行って、クルーズカードをピっとやってもらって終了。
今までクルーズはお年寄りに優しいと思っていましたが、ベリッシマは過酷。
夕食は毎日、同じレストランで同じ時間で同じ席と決まっていて、時間は3回に分かれていて、うちは1回目の16:45からでした。
3回目は21時からなので、遅いよりはいいけど早過ぎ。
母はビール、姉は赤ワイン、私は爽健美茶を注文したらペットボトルで出て来てびっくり。
私達にはちょうどいいけど、スターターもメインも量が少ない。
デザートが出て来て、コーヒーを頼んだら、コーヒーはバーで飲んでと言われました。
バーに移動して、姉はモヒート、私はコーヒではなくストロベリーダイキリゼロ(ノンアルコール)、母は温かいお茶を注文したら、お湯の入ったティーポットと数種類のティーバッグが出てきました。
デッキ6のロンドンシアターでショーを見て、初日終了。
・9/28(土)
デッキ6のレストランで朝食。
この日は終日航海。
デッキ6プロムナードでストレッチ&エアロビクス。
船内を知るためのスタンプラリーに参加。
デッキ6のレストランで昼食。
ペペロンチーノが悲しいくらいショボい。
3人で数独。
姉と絵を見て画家の名前を3つの中から選ぶアートトリビアに参加。
さすが元美術教師の姉、優勝して賞品のMSCのサンバイザーをもらいました。
フォーマルナイトの夕食。
メニューにはタルトタタンにバニラアイスクリームを添えてって書いてあったのに、アイスクリームが添えてなかったので言ったら、別にアイスクリームが来ました。
3人でスワロフスキーの階段で記念撮影。
昨年のにっぽん丸に引き続き、今回も三世代と間違われました。えへへ。
ロンドンシアターで船長さんのご挨拶。
・9/30(日)
デッキ6のレストランで朝食。
青空の下、ストレッチ&エアロビクス。
母と姉もストレッチだけ参加。
キゾンバのダンスクラスに参加して、デッキ6のレストランで昼食。
デザートのアイスクリームが美味しかった。
デッキ18のスカイラウンジでお茶。
済州島が見えているのに、強風で水先案内人が乗船できないため入港できず。
済州島は行きたいわけではなかったので行けなくてもよかったのですが、MSCからオンボードクレジット20ドルもらえ、旅行会社からも返金がありました。
ホワイトナイトの夕食。
・9/30(月)
朝食を食べていたら、開聞岳が見えてきました。
ストレッチ&エアロビクス。
姉と神経衰弱のようなゲームメモリーに参加して、3組以上当てたらもらえる賞品のMSCのネックストラップをゲットしました。
デッキ18のスカイラウンジでプールサイドを眺めながらアイスカフェラテ。
桜島が見えてきました。
下船して、MSCのエクスカーションの知覧特攻隊平和記念館と知覧武家屋敷群($81)に参加しました。
ロンドンシアター12時集合で、マリンポート鹿児島でパスポートのコピーと税関申告書を出して手続きを済ませて、12:15分にはバスに乗りました。
このバスには41人乗るそうですが、9人来ない。
30分過ぎても、1時間過ぎても、他のバスが出発しちゃったのに、出発できません。
MSCのエクスカーションデスクで申し込んだ時から嫌な予感はしていました。
チケットはもらったけど、詳しい説明がなかったなと思い、持ち物などを聞きにデスクに行ったら、若い日本人の男性スタッフが「持ち物などは船内新聞に載ってます。」と言うので、載ってなかった気がするけど部屋に戻って確認したらやはり載ってなくて、デスクに電話しても繋がらないので、もう一度デスクに行って、先程のスタッフに「載ってませんでしたけど。」と言ったら、「持ち物って何かあります?」と驚くような逆質問をされ、「クルーズカードとか。」と言ったら、「あとパスポートのコピーですね。」と言うので、「そんなの説明なきゃわからないじゃない!」と言ったら、「そうですか?」と言われ、神経を逆撫でされるようなあり得ない対応に呆れました。
旅行会社のツアーデスクに行って、事の顛末を話し、旅行会社のオプショナルツアーじゃないのに、今回の持ち物はクルーズカードと税関申告書とパスポートのコピーとチケットの4点と教えてもらいました。
バスの中はみんなイライラしていて、時々車内に来るスタッフに、「ある程度の時間で切って出発しないといつまでも出発できないんじゃないですか。」とか、「後で遅れた理由を説明して下さい。」とか意見が出ていました。
(後で説明された遅れた理由は、遅れた人は出国手続きに時間がかかった為との事でしたが、私達も出国手続きしましたが、書類が揃っていればスムーズだったし、混雑のピークはとっくに過ぎていたので、エクスカーションデスクの説明不足で、パスポートのコピーや税関申告書がなくて時間がかかったんじゃないかと私は思いました。)
乗車してから1時間20分後に、やっとバスが知覧に向けて出発しました。
車窓から、特攻の母鳥濱トメさんの富屋食堂(ホタル館)。
開聞岳がある指宿の方を見つめる特攻勇士の像。
一度訪れたかった知覧特攻平和記念館。
海底から引き上げられた零戦。
(ここ以外は撮影禁止)
私の息子達よりずっと若い特攻隊員のお写真と遺書は辛過ぎました。
三角兵舎。
その内部。
特攻平和観音堂。
ソフトクリームを食べられる平和に感謝。
知覧武家屋敷群。
立ち寄った鹿児島ふるさと物産館で姉とお土産を見ている間に、母はこっそりこの日2個目のソフトクリームを食べていました。
ベリッシマに戻ると、乗船手続きの大行列ができていました。
入り口が2ヶ所で、クルーズカードのチェックも手荷物検査の機械も2ヶ所しかなく、明らかにキャパオーバー。
レストランの時間に間に合わず、大混雑のデッキ15のビュッフェで夕食。
意外にも緑色のライムパンナコッタが美味しかった。
姉とトロピカルナイトパーティーに参加して、踊りまくってエクスカーションのストレスを発散しました。
・10/1(火)
デッキ6のレストランで朝食。
ストレッチ&エアロビクスの後、インストラクターと記念撮影。
姉が下船説明会に行ってくれて、その間に母とデッキ15のグランドキャニオンプールで泳ぎました。
他のプールは足がつかないくらい深い。
次にデッキ19のウォータースライダーで母と2人用浮き輪で滑りました。
緩やかな白い方のスライダーは91歳と還暦の親子でも楽しく滑れました。
その後、私1人でちょっと急な赤い方のスライダーを滑りました。
デッキ6のレストランで昼食。
13時までのレストランに12時半に行ったのに、満席だからデッキ15のビュッフェに行けと言われ、ビュッフェは嫌だから、ダメ元で待つと言ったら、ここでお待ち下さいと言われ、私達の後ろに列が伸び始めました。
みなさんテーブルがたくさん空いてるのに入れないっておかしいとと文句を言っていて、ベトナム人の日本語が辿々しい若い男性スタッフ(休日なしの11時間勤務だそう)が矢面に立って対応していて、日本人の女性スタッフ2人は近くにいるのに見てみぬふりで、ベトナム人のスタッフが気の毒になりました。
なんだかんだでレストランに入れました。
同じテーブルになった女性3人組とレストランの対応の文句を言って、すっかり意気投合して楽しいランチになりました。
サイレントディスコ。
ヘッドホンから流れる音楽(4種類)を聴いて踊ります。
私達のリーダーと記念撮影。カワイイ。
イタリアンナイトの夕食。
忙しくなると歌い出す私達のテーブル担当。
お皿は不潔なわけではないけれど薄汚れているし、夕食を3回転するためにレストランの中は戦場のようで食器の割れる音が聞こえるし、フォーマルナイトに飲み物がかかったお客さんの悲鳴が聞こえたし、ウェイターは忙し過ぎて注文したくても目を合わせないようにしてるし、ミスは多いし、ゆっくり食事を楽しむ雰囲気ではなく、ここでもキャパオーバーを感じました。
ロンドンシアターで最後のショー。
・10/2(水)
東京国際クルーズターミナルに5:30に入港。
前日の23時までにスーツケースを部屋の外に出して、当日は朝8時までに部屋を出ます。
7:30から下船が始まりますが、私達は10:30なのでデッキ15のプールサイドでお茶して待ちました。
下船して、母のスーツケースをSgムービングに預けて、来たルートを戻りました。
上野でひたち号に乗車してほっと一安心。
車内販売のスゴイカタイアイスの母はバニラ、私は期間限定のストロベリー・クッキー入りを食べました。
ストロベリーも美味しいけれど、やっぱりバニラが最強。
無事に帰ってきました。
今までクルーズから帰ると、夢のように楽しかったと思うのですが、今回はベリッシマには二度と乗らないと思いました。
地中海クルーズやカリブ海クルーズは全然揺れなかったので、大型船は揺れないのかと思ったら、ベリッシマは結構揺れました。
船が広過ぎ、大き過ぎで移動が大変で、ヨットクラブはわかりませんが、乗客が多過ぎて、スタッフが足りなくてキャパオーバーだし、アプリMSC for Meの情報は間違ってるし(最終日の部屋を出る時間は8時なのに9時になっていた)、冷蔵庫の飲み物は飲んでいないのにフルーツジュースを1本飲んだ事になってたし、レストランとエクスカーションの対応は最低だし、こんなひどいクルーズ船は初めてでした。
それに比べると、にっぽん丸は食事は美味しいし、色々神対応してもらえたし、ストレスゼロで最高でした。
今日の夕食は母と夫と3人で魚べい。
美味しい。ラーメンがしみる〜。
留守中、レンは夫に甘えて親睦が深まったようです。