昨日、七月大歌舞伎を観に行った母が、外郎売の勸玄くんを大絶賛してたし、しかも昨日まで急性咽頭炎で休演していた海老蔵さんが今日から復帰するし、やっぱり行きたいなぁと思って、ダメ元でチケットをチェックしたら、奇跡的に昼の部が1枚取れました。
しかも、全体がよく見えるという中央ブロックのとちり席(7~9列目)!
出不精な私ですが、早起きして、ときわ号に乗って、
一人で歌舞伎座にやって来ました。
三幕目の『素襖落』(すおうおとし)に海老蔵さんが太郎冠者(たろうかじゃ)で出てきた時は、いつもの海老蔵さんの声だったので泣きそうになりました。
四幕目の『外郎売』(ういろううり)の勸玄くんは、早口言い立てが朗々と見事でウルウルして、堂々たる立廻りも見得もピシッと決まって、貫禄さえ感じられて、天才だわぁと将来がますます楽しみになりました。
そんな勸玄くんを見守る海老蔵さんの目が慈愛に満ちていて、素敵でした。
行ってよかった~。
<今朝は寝込みを襲われてお散歩に連れて行かれました。 by ジュライ>