夫と渋谷スクランブルスクエアに行きました。
新型コロナウイルスの影響で、NHKプラスクロスSHIBUYAがお休みでした。
(山手線もスクランブル交差点も空いていました。)
13階のスペイン料理のホセ・ルイスでランチ。
とりあえず、柑橘ミックスとベリーミックスのサングリアで乾杯。
ピンチョス3種盛り合わせと、フルーツトマトのガスパチョ。
コカと、ハモンセラーノとマッシュルームのサラダ。
ズワイガニクリームのピキージョ。
スペイン前国王がその美味いしさのあまり「スペインで一番だ! 」と絶賛したというスフレトルティージャ。
濃厚海老出汁のフィデワ(パスタのパエリア)。
バスク風チーズケーキ。
日帰りでスペインにランチしに行った気分でした。
そして東京文化会館で、パリ・オペラ座バレエ団の千秋楽の『オネーギン』を鑑賞しました。
一番のお目当てはマチュー・ガニオでしたが、初めて観る『オネーギン』は、ドラマチックで、舞台セットや衣装が豪華で、音楽が素敵で、素晴らしかった~。
オリガ役のレオノール・ボラックがインタビューで『彼(マチュー・ガニオ)のオネーギン役の解釈はとても気に入りました。とりわけ、意地の悪さの塩梅 ! 彼のあの美貌に冷たさと悪気が加わると、凍てつくような美しさが感じられて・・。』と言っているようにマチュー・ガニオのオネーギンは、ドラキュラのように冷たくて美しくて、でも魅力的で痺れました。
タチヤーナ役のアマンディーヌ・アルビッソンも品があって、表現力が豊かで、オネーギンとタチヤーナの最後の絶望的なパ・ド・ドゥは、夫も『鳥肌が立った。』と言うほど感動的でした。
カーテンコールはスタンディングオベーションで、今日出演していないダンサーやスタッフもステージに出てきたので、私はマスク越しに何度も『ブラボー!』、『ありがとう!』と叫んでしまいました。
2/28に初日の『ジゼル』の幕が上がるか心配していましたが、その日から今日の千秋楽まで、新型コロナウイルスで不安になっている日本で予定通り公演を開催してくれた全ての人に感謝します。
今、思い出しただけでも泣きそう。
ますますパリ・オペラ座バレエ団が大好きになりました。
パリ・オペラ座バレエ団の皆様はじめ、東京文化会館の関係者の方々、観客の中から一人も感染者が出ませんように・・・。
帰宅して、いの一番にジュライのお散歩に行きました。
高齢の両親とジュライが元気じゃないとお出掛けできないので、両親とジュライにも感謝!
<えっ?今日は後頭部だけ? by ジュライ>